2023年シーズンは13品種を栽培

当園は、山武市成東観光苺組合の中でも、早くから高設栽培にも取り組みを始め、車椅子の方も楽しめるように進めて来ました。年によって栽培する割合など変化がありますが、新しい品種の「くろいちご」「チーバベリー」「恋みのり」「よつぼし」も含めて13品種あります。それぞれの品種で、おいしさのピークも違いますので、今後も皆様が色々な苺の味を楽しんでいただけるように栽培して行きたいと思っています。

「くろいちご」という名前は通称で、一般的な苺の赤より暗紅色なので、黒っぽく見える事から付けられました。正式名は「真紅の美鈴」という平成24年度に登録出願された千葉県の新品種で、「房の香」と「麗紅」から交配されました。糖度が20.9と非常に高く、酸味は低い品種で実は硬めです。まだ生産農家は少なく、当園もそのひとつです。


千葉県農林総合研究センターで開発された、果実が大粒で甘く、程よい酸味がある新品種です。千葉県の独自系統と、甘く柔らかい人気品種「とちおとめ」を掛け合わせたもので、下記のような特徴を持っています。
・大粒で果汁がたっぷりジューシーです
・甘味だけでなく、程よい酸味があるので、味わい深い甘さです
・きれいな円錐形で、赤みも鮮やかです
・大粒で果汁がたっぷりジューシーです
・甘味だけでなく、程よい酸味があるので、味わい深い甘さです
・きれいな円錐形で、赤みも鮮やかです


農研機構九州沖縄農業研究センターが育成した、ビタミンC含量が高く、食味が良い新品種の苺「おいCベリー」を育成しました。
・ビタミンCが市販品種の中で最も多い「さちのか」の1.3倍含まれており、高い抗酸化活性を有しています。
・果実の日持ちが優れ、糖度が高く、食味も良好です。
・ビタミンCが市販品種の中で最も多い「さちのか」の1.3倍含まれており、高い抗酸化活性を有しています。
・果実の日持ちが優れ、糖度が高く、食味も良好です。


九州沖縄農業研究機構で育成された、2017年に登録出願されたばかりの新品種です。大粒で淡赤色の果皮は堅目で日持ちしやすく、ジューシーで香りのよいのが特徴です。


三重県、香川県、千葉県、農業研究機構の共同で開発された品種です。2017年に登録出願されたばかりの新品種です。この品種は従来の苺品種と違い、種子から育てられる品種で、親株から病害虫がうつることなく優良な株が育ちます。果実は光沢のある赤色で、糖度、酸度共に高く濃厚な味わいが特徴です。


栃木県生まれの品種です。円錐形が特徴で、甘さ・酸味・コクなどのバランスが良いのが自慢。スーパーなどでも一般的に見かけますが、新鮮な摘みたての味と香りは、普段口にしている物とは段違いですよ。当園では直売用苺として栽培しています。苺狩りハウスにはございませんのでご了承ください。。


三重県生まれの新品種です。酸味が少なくさわやかな甘さが引き立つ。上品な香りがあふれる事からネーミングされたそうです。病気にも強く、おいしい苺がシーズン通じて収穫できます。


静岡生まれの品種で、時期にもよりますが、非常に大きな実がなる紅ほっぺ。甘さ・コク・みずみずしさなど良い点をぎゅっと凝縮した感じの素晴らしい品種で、非常に人気があります。収穫時期によっては小粒が多くなってしまう事もありますので、ご了承ください。


静岡県生まれの品種。先の尖ったキレイな形が特徴。果実は柔らかく甘さが非常に柔らかい、ホワンとした甘みが絶品。酸味が少ない品種なため、お子さまにも非常に人気が有ります。さっぱりした甘さが人気の秘訣でしょう。


新種の白い苺は、ほんのりしたピンク色、さっぱりした酸味の少ないモモのような甘さです。成長のためには日光が必要ですが、あたりすぎると赤み(アントシアニン)が強くなってしまい栽培が難しい品種です。栽培農家もまだ少ないので、とても希少です。





【クイズの答え】
「べにほっぺ」